2026年8月24日、大麻高校陸上部の皆さまを対象に、SYNERGY主催の対面イベント「大麻高校陸上部 両立セミナー」を開催しました。テーマは「勉強と部活の両立」。北海道大学の部活生メンバーが、陸上を頑張る高校生に向けて、自身のリアルな経験をもとに熱いメッセージを届けました。

登壇者紹介

今回は、北大の部活生メンバーである森さん、志村武昭(タケハル)さんが登壇。セミナーは〈自己紹介 → リアルな大学生活 → ワークショップ → 両立の極意〉の4部構成で進行しました。

リアルな大学生活(森さん)

森さんは「三刀流(研究・部活・プログラミング)」として、旧帝戦のホームページ制作をきっかけにスキルを習得した経験を紹介。さらに北大サッカー部の改革として、選手主体でスポンサー活動を行い約400万円の支援金を獲得し、部費の撤廃、AI付きカメラ・サプリメント・病院との契約、公式アプリの導入まで実現した事例を語りました。「選手主体で大規模な挑戦ができる面白さ」を伝えるパートとなりました。

ワークショップ

続いて行われたのが「大学でやりたいことリスト30を作成せよ!」と題したワークショップです。まずは個人ワークとして、大学・今後の人生でやりたいことを30個書き出し、その中からTOP3を選定。選んだTOP3をグループで発表し合い、お互いの感想を共有するという内容で、生徒たちは真剣な表情でシートに向き合っていました。

ワークショップに取り組む大麻高校陸上部の生徒たち

「大学でやりたいことリスト30」ワークショップの様子

両立の極意(志村さん/メインパート)

セミナーのメインとなる「両立の極意」は、4つのテーマで展開されました。

Theme 1

本気で受験勉強

志村さん自身の経歴を紹介。札幌東高校サッカー部の主将を務め、1・2年時は部活と行事に全振りし、授業中はほぼ寝ていた状態から、引退後に「何をすればいいかわからない」状態に陥り、不合格・浪人を経験したといいます。うまくいかなかった原因は「本気になれなかったこと」だと振り返りました。

Theme 2

意識革命

「なぜ大学受験するのか」。昔は「学歴・いい会社・高収入・モテるため」と思っていたものの、経験して分かったのは「いい環境に身を置くため」「本気で努力する経験をするため」だったといいます。大学は"やりたいことが実現・発見でき、人生を豊かにできる環境"であると伝えました。

Theme 3

君たちの勝ち筋

「部活がきつい」「まだ始めてない」といった不安の声に対し、「君たちには勝ち筋がある」と断言。理由は、①現状の差は大したことない、②多くの部活生は引退後に始めるので巻き返す時間はある、③部活生ならではの強み=体力×メンタル×PDCAサイクル=爆発的成長ができる、の3点。だからこそ「今日から」早く始めようと呼びかけました。

Theme 4

両立勉強法

受験は根性論ではなく「正しい方向に努力すること」。正しい方向とは志望校と現状を結ぶ一直線であり、①志望校を決める、②現状を分析する、③正しい計画を立てる、④勉強する、という順序を踏む必要があると解説しました。

「両立の極意」を講演する志村さんと聴講する生徒たち

「両立の極意」パートで4つのテーマを解説する志村さん

最終メッセージは「本気で頑張れる人間になれ」「正しい努力をしよう」「さあ、行動しよう」。締めくくりには、8月24日〜9月4日の夜20:00〜22:00に開催する「部活対抗テスト勉強会」(参加無料・景品あり)の案内も行いました。

参加した生徒の声

セミナー後のアンケートには24件の回答が寄せられました(高校1年生14名、高校2年生10名)。全体として非常に好評な結果となりました。

年齢の近さ・等身大の実体験が刺さった

「熱血的な話し方で年齢の近さも相まって引き込まれた」「学校の先生と違う視点の受験を教えてもらえた」「去年経験した人の話が聞けて良かった」「高校生に近い目線で人ごとにせず入り込めた」など、"先生より響く"という声が目立ちました。

印象に残ったキーワード

「志望校と現状を結ぶ(正しい方向への努力)」「PDCAサイクル」「志望校の決定を早める」「今から始めるメリット」「なぜ大学受験するのか」といったキーワードが、感想の中で繰り返し挙げられました。

行動意欲につながった

「今までで一番説得力を感じてモチベが上がった」

「今日から行動に移して頑張りたい」

「これから何をすべきか分からなくなった時に思い出したい」

など、多くの生徒がモチベーションの向上と具体的な行動を宣言しました。特に、大学の知識がほとんどなかったという高校1年生からの「めっちゃささった。響く言葉をもらえて本当にありがたかった」という長文の感想が印象的でした。

もっと聞きたかった点(改善のヒント)

「もっと脳内に響くくらい熱く"勉強しろ"と言ってほしい」という、さらに熱量を求める前向きな要望も寄せられました。

手応えの数字

セミナー内で告知した「部活対抗テスト勉強会」への参加希望を尋ねたところ、希望する:23名/希望しない:1名という結果になり、96%の生徒が参加を希望しました。セミナーがそのまま翌日以降の勉強会参加へダイレクトに接続する、強い流れを作ることができました。

24件

アンケート回答数

23名

勉強会 参加希望

96%

次のアクションへの意欲

今後の活動

SYNERGYでは引き続き、道内の部活動チームへの訪問セミナーを通じて、部活生の文武両道を支援していきます。セミナーのご依頼やお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。また、北大部活生によるオンライン個別相談(約1時間・ZOOM)も随時受け付けています。志望校と現状の分析、1ヶ月の学習計画作成、両立に関する相談など、お気軽にご活用ください。